瓜の浅漬けと祖母
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子どもの頃から、祖母が毎日キュウリやナス、ニンジン、ダイコン、キャベツ、カブなどを
ぬか漬けにしてくれていて、3時のおやつは祖母と一緒に水戸黄門や大岡越前などの
時代劇を見ながら「ぬか漬け+お茶」が定番。
祖母と過ごす時間、お年寄り独特のゆったりした時間がだいすきでした。

祖母が大きなぬか床を愛情込めて毎日毎日かき回してくれていたおかげで
我が家はお店で漬物を買ったことがなかったなぁ。

うちは自営業だった為、父も母も朝から晩まで、お盆もお正月も仕事仕事で
父親が二人いるみたいでした。
なので、祖母がずっと母親代わりをしてくれていました。

その祖母が先週、亡くなりました。
もうずいぶん前から危険な状態が続いていたので、ある程度の覚悟はしていましたが
そんな事前の覚悟など何の意味も何の役にも立たないくらい、悲しかったです。

結婚してから祖母のぬか漬けを食べたくて、ぬかを買って挑戦しましたが
ぬか床の手入れ・管理が思いのほか難しくて断念してしまいました。
今思えば、祖母が元気なうちに祖母のぬか漬けをマスターしておけばよかった。

で、ぬか漬けの代わりに、これも祖母の定番だった「瓜の浅漬け」に挑戦。
自分の舌の記憶だけを頼りに、祖母を思い出しながら作りました。
まだまだ祖母の味にはほど遠いけれど、よく冷して、
祖母を思いながら食べることにしよう。


おばあちゃん、ありがとう。
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by buzz-buzz07 | 2009-07-31 09:50 | □彩り・季節
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